スタッフ紹介〜ギュンツェル 里奈さん(パフォーマンスダイアグノシスト)〜

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
今回のブログでは、当院に新しく加わったギュンツェル里奈さんを紹介します。

■学生時代〜日本からドイツ・ライプツィヒへ〜

里奈さんは、日本で中学校まで過ごし、部活動では陸上競技の走り高跳びに打ち込んでいました。高校からはドイツに進学し、クラブチームで陸上を続けながら、フリードリッヒ・シラー大学イェーナでスポーツ科学を専攻しました。

その後、ライプツィヒ大学大学院スポーツサイエンス学部の競技スポーツにおける診断と介入クラスに進み、陸上競技におけるスピード能力をテーマに修士論文を執筆し、修士号を取得しました。

ライプツィヒ大学は、旧東ドイツ地域にある大学です。同大学のスポーツ科学部には、運動学のマイネル教授、トレーニング学のハレ教授など、現代のスポーツ科学に多大な影響を与えた専門家が在籍していました。特にアスリートの長期育成やタレント発掘・育成、コーディネーショントレーニングなどの分野において、国際的に先駆けとなり、今もなおその存在感を放っています。


■入職のきっかけ〜ベースボール&スポーツクリニックが新たな施設を開設〜

2023年の冬、翌年に大学院修了を迎えていた里奈さんは、日本で就職することを考えました。

その際に、当院が新たな施設を開設することを知ります。

2024年夏に開設される当院の施設では、ピッチングやバッティングが可能なエリアとともに、フィジカル面に関する測定機器やトレーニング器具も常設されます。そのことを知った里奈さんは、「自分が学んできたことを活かせると思った」ため、当院への入職を決めました。


■今後〜パフォーマンスダイアグノシストとして〜

今後は、パフォーマンスダイアグノシスト(アスリートのパフォーマンスを評価する専門家)として、アスリートのパフォーマンスを評価し、一人ひとりに合ったトレーニングのアドバイスやコーチングを担当します。

「ドイツで学んだ知識を活かし、特にパフォーマンスの評価やトレーニングの面から患者様の回復やアスリートの皆様の成長に貢献できるよう全力で頑張りたい」と力強く抱負を述べています。

みなさま、どうぞ里奈さんをよろしくお願いいたします。