野球腰

野球選手特有の腰椎障害「野球腰」について 野球医学コラム

野球選手特有の腰椎障害「野球腰」について

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。野球腰とは、当院の馬見塚尚孝理事長の著書「野球医学の教科書(ベースボールマガジン社、2012年)」で初めて紹介された造語であり、野球選手特有の腰椎障害を指します。この障害は、野球のプレイによって発症することが多く、一般的な疾患名は「腰椎分離症および腰椎…
野球障害からの復帰は早期発見と治療が鍵 胸郭出口症候群

野球障害からの復帰は早期発見と治療が鍵

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。近年、スポーツ医学の専門家による様々な啓発活動が功を奏し、肘の痛みを感じた際には早めに病院を受診する選手が増えました。その結果、重度の肘の離断性骨軟骨炎の患者は大幅に減少しました。また、診断方法や治療技術の進歩により、肘の投球障害を抱えた野球選手が復帰…
脊椎×スポーツ 野球医学コラム

脊椎×スポーツ

みなさんこんにちは!武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。 今日は脊椎疾患についてご紹介します。当院の馬見塚尚孝理事長は、スポーツドクターとしてはあまり多くない「脊椎」をサブスペシャリティーの一つとしています。筑波大学水戸地域医療教育センター在任中は、年間100例ほどの脊椎手術に加え、肩5…
野球腰 野球医学コラム

野球腰

武蔵小杉のスポーツ整形外科、スポーツ総合診療のベースボール&スポーツクリニックです。 先日、開業以来満4年が過ぎましたので、この4年間の代表的野球腰である腰椎分離症で何人受診されているか?を調べてみました。そうしますと2019年4月1日〜2023年5月10日の間に腰椎分離症は662人もの患者様が来院…
脊椎疾患のリハビリテーション 野球医学コラム

脊椎疾患のリハビリテーション

みなさんこんにちは!武蔵小杉ベースボール&スポーツクリニックです。今日は脊椎疾患のリハビリテーションについてご紹介します。当院理事長の馬見塚尚孝医師は、筑波大学水戸教育センター在任中は”脊椎疾患”の治療を専門の一つとしていました。スポーツドクターの多くが膝や肩、肘など関節を専門にしているのですが、脊…
腰椎分離症の新しいMRI撮像法 野球以外のスポーツ障害

腰椎分離症の新しいMRI撮像法

以前より臨床応用に協力してきた『腰椎分離症の新しいMRI撮像法』の論文が、メディカルスキャニングさんを中心としたグループからpublishされました!https://www.mdpi.com/2075-4418/13/3/461これはDESS法という骨折線や骨髄浮腫を描出しやすい方法を用いて腰椎分離…
若いアスリートの腰痛(kissing spine syndrome ) 野球医学コラム

若いアスリートの腰痛(kissing spine syndrome )

皆さんこんにちは!今日は若いアスリートが腰を反らせたときに感じる腰痛についてご紹介します。みなさんの中には腰痛でMRI検査をしたにもかかわらず、『異常はありません』と説明された経験がある方もいるとおもいます。そんなときによくあるのが『kissing spine syndrome (キッシングスパイン…
打ち込みや走り込みで腰が痛くなったら… 野球医学コラム

打ち込みや走り込みで腰が痛くなったら…

こんにちは!武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです!筋力トレーニングや走り込み、バッティングの打ち込みや振り込みに取組んでいたら、頑張りすぎて、腰痛になる選手が少なくないようです。腰痛を感じたときに、「少し練習を休んでみよう」「自分で湿布を貼って様子をみてみよう」など、様々な対応がありますが…
腰椎分離症の治療法 野球医学コラム

腰椎分離症の治療法

みなさんこんにちは!武蔵小杉の野球とスポーツの専門クリニックのベースボール &スポーツクリニックです。今回のブログは腰椎分離症の治療法!腰椎分離症の選手たちの共通点は、①身体が固い、②打撃練習法が最適ではない、③栄養の偏りなどがあります。そこで当クリニックでは、①に対してリハビリテーションを行います…
野球腰を予防するために知っておきたいこと! 野球腰

野球腰を予防するために知っておきたいこと!

みなさんこんにちは! 今日は野球腰を予防するために知っておきたいことをご紹介します。 野球腰の一つである腰椎分離症/腰椎疲労骨折は、腰痛が続く可能性があるためしっかり予防したいとことです。 まずは、理想とする打撃動作を真似ぶことが必要です。真似をする選手としては、右ならジャイアンツの坂本選手、左なら…