講演・メディア出演情報 29 8月 2023 馬見塚理事長が日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」にコメントしました。 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。馬見塚理事長がコメントした8月28日の日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」をご紹介します。記事では、馬見塚理事長が投球障害に関するリスク要因について説明しています。投球数、投球強度、メカニック、個体差が負傷リスクに影響す… 続きを読む
野球医学コラム 16 8月 2023 肘靭帯損傷の新しい治療 おはようございます!今日は肘の靭帯損傷の新しい治療についてご紹介します。野球選手のスポーツ障害で最も有名なのは肘靭帯損傷ですね。この靭帯損傷は「トミー・ジョン」と呼ばれる靭帯再建術が主に行われています。この手術の成績は近年安定しており、多くの選手が復帰するようになっています。一方、手術を受けたあとの… 続きを読む
野球医学コラム 27 12月 2022 投球動作で肘が痛くなったら早めにご受診ください 武蔵小杉のスポーツ整形外科ベースボール&スポーツクリニックです。ジュニアからプロまで、競技レベルや年齢を問わず、ボールを投げていて、肘の痛みを感じたら早めに受診することをおすすめします。肘の内側障害に関するある研究では、痛みを感じてから1週間以内に医療機関で治療を開始した方が治りが良く、逆に1ヶ月以… 続きを読む
野球医学コラム 12 5月 2022 小学生の肘内側の痛み みなさんこんにちは!今日は小学生の肘内側のいたみについての質問にお答えします。成長期のおこさんは上腕骨の肘の近くが骨化していないことが多いため、おとなのみなさんが思うよりずっと簡単に折れてしまいます。この骨化していない状態では、骨の表面から軟骨膜、軟骨、骨化中心で構成されております。この軟骨膜には肘… 続きを読む
野球医学コラム 13 4月 2022 トミー・ジョン手術をしない新たな治療法「Yuki Saito」について 神奈川県川崎市のベースボール&スポーツクリニックです。当院では、野球選手の肘の内側側副靭帯断裂に対して手術を行わない治療を行っています。この治療法は、元日本ハムファイターズの斎藤佑樹さんが受けられたことから、当院では「Yuki Saito(ユウキ・サイトウ)」と名づけ、斎藤佑樹さん以外にも様々な野球… 続きを読む
野球肘 6 1月 2022 前思春期肘内側障害の病態についての論文 おはようございます!武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。以前在職していた職場で一緒に研究していた「前思春期肘内側障害の病態」に関する英語論文がin pressの状態となりました。高分解能MRIで肘の内側を見始めたのが2004年でしたが、最初はあまりにも色々のものがくっきり見えていたので、… 続きを読む
野球肘 27 12月 2021 斎藤佑樹さんが、トミージョンを受けることなく復帰できた理由 1月23日に開催される「2022年第1回野球医学セミナー」では、「斎藤佑樹さん(元日本ハムファイターズ選手)から学ぶ!」と題して斎藤佑樹さんからさまざまなご経験を語っていただきます。 その第一部としては、「肘靱帯断裂と診断されたにもかかわらず、どうやってトミージョンを受けることなく復帰できたのか?」… 続きを読む
野球肘 3 12月 2021 肘靭帯断裂のあたらしい治療 これまで肘内側側風靭帯完全断裂は、トミージョン手術ばかりが選択されてきました。一方、当クリニックで開発した新しい治療法では、トミージョン手術を受けることなく完全復帰する選手が増えてきました。この治療法は、栄養学的治療、薬物療法、コーチング学的知識を踏まえたリハビリテーションから構成されております。 … 続きを読む
野球肘 2 10月 2021 トミー・ジョン手術に至らないで治療する 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。肘の靭帯断裂は、トミージョン手術に至らないで治療できるようになってきました。まず、そのためには、野球をしていて肘が痛くなったら「しばらく様子をみよう」などと思わずに、早くご受診いただきMRI検査まで行い、状態を評価することが重要です。受診が早ければ早い… 続きを読む
野球肘 19 1月 2021 PFC-FD療法の治療の流れ 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。 近年、投球障害を抱えるプロ野球選手がPRP注射、あるいはPRP療法と呼ばれる治療を行っていることが注目されています。前回のブログでは、PRPの成分を濃縮させて血小板を活性化し、より多くの成長因子を取り出し、関節内に注射するPFC-FD療法についてご紹… 続きを読む