大谷翔平選手の脇腹痛について

腹斜筋の肉離れについて

みなさん、こんにちは!
大谷翔平選手と同い年の理学療法士の青木です!

今回は大谷翔平選手も困っている脇腹痛について、野球選手に最も多い腹斜筋肉離れについてお話します!

腹斜筋の肉離れはピッチャーよりもバッターの方が多く、右バッターであれば左わき腹、左バッターであれば右わき腹が多いです。
バットスイング後のスイングスピードが大きいほど、肉離れのリスクが高くなります。ということは、競技レベルが上がるほど、リスクは高くなりますね。

プロ野球、MLBでも長期離脱の原因の一つとなっており、日本のプロ野球チームに関する報告ではプレーに戻るのに平均27.7±9.7日、MLB選手に関する報告では平均22.2日欠場したとされています。20日以上の離脱は野球選手にとって、痛いですよね…

肉離れはウォーミングアップ不足、トレーニング負荷量の増加や筋肉の柔軟性低下、疲労の蓄積、栄養状態などが原因として起こります。運動前後のウォーミングアップやストレッチ、食事・栄養管理などを行い肉離れのリスクを減らしましょう◎

当院では肉離れの診断や重症度判定にはエコー検査やMRIによる画像診断を行います。必要に応じて電気治療やテーピング、理学療法士によるリハビリを行っていきます!