野球医学コラム

野球障害からの復帰は早期発見と治療が鍵 胸郭出口症候群

野球障害からの復帰は早期発見と治療が鍵

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。近年、スポーツ医学の専門家による様々な啓発活動が功を奏し、肘の痛みを感じた際には早めに病院を受診する選手が増えました。その結果、重度の肘の離断性骨軟骨炎の患者は大幅に減少しました。また、診断方法や治療技術の進歩により、肘の投球障害を抱えた野球選手が復帰…
オフシーズンの早めの受診が来シーズンへの第一歩 野球医学コラム

オフシーズンの早めの受診が来シーズンへの第一歩

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。秋も深まり、間もなく野球のオフシーズンがやってきます。オフシーズンといえども、選手の皆様にとっては次のシーズンに向けた重要な時期。特に、シーズン中に負った怪我の治療と予防が大切です。1.オフシーズンの早めの受診が来シーズンへの第一歩シーズン中の怪我は、…
超音波骨折治療法 野球医学コラム

超音波骨折治療法

みなさん、こんにちは!管理栄養士とソフトボールの二刀流の清水です!今回は、わたしもとっても興味がある骨折治療についてのお話をしますね。骨折をすると一定期間動けなくなるので、一日でも早く治したいですよね。骨折の治療のためには私の専門分野の栄養がとっても大切なんですが、クリニックで行うことができる治療と…
大谷翔平選手の脇腹痛について 野球医学コラム

大谷翔平選手の脇腹痛について

腹斜筋の肉離れについてみなさん、こんにちは!大谷翔平選手と同い年の理学療法士の青木です!今回は大谷翔平選手も困っている脇腹痛について、野球選手に最も多い腹斜筋肉離れについてお話します!腹斜筋の肉離れはピッチャーよりもバッターの方が多く、右バッターであれば左わき腹、左バッターであれば右わき腹が多いです…
馬見塚理事長が日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」にコメントしました。 講演・メディア出演情報

馬見塚理事長が日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」にコメントしました。

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。馬見塚理事長がコメントした8月28日の日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」をご紹介します。記事では、馬見塚理事長が投球障害に関するリスク要因について説明しています。投球数、投球強度、メカニック、個体差が負傷リスクに影響す…
肘靭帯損傷の新しい治療 野球医学コラム

肘靭帯損傷の新しい治療

おはようございます!今日は肘の靭帯損傷の新しい治療についてご紹介します。野球選手のスポーツ障害で最も有名なのは肘靭帯損傷ですね。この靭帯損傷は「トミー・ジョン」と呼ばれる靭帯再建術が主に行われています。この手術の成績は近年安定しており、多くの選手が復帰するようになっています。一方、手術を受けたあとの…
メディカルチェックの勧め 野球医学コラム

メディカルチェックの勧め

みなさんこんにちは!今日はメディカルチェックについてご紹介いたします。メディカルチェックというと、整形外科医や理学療法士、トレーナーが柔軟性などを測定するイメージがあるかと思います。もちろん、当院も整形外科が基盤のクリニックですからそのような評価も行いますが、最も重要なのは成長学的・栄養学的・内科的…
成長期は材料が足りない時期 野球医学コラム

成長期は材料が足りない時期

みなさんこんにちは!今日は成長期の選手たちの栄養状態と故障の関係についてご紹介します。クリニックには多くの成長期アスリートの方がスポーツ障害で受診され、採血検査や体組成などさまざまな手法で成長期の栄養状態を評価しております。そうしますと、スポーツ障害で受診される選手たちの多くが栄養学的に課題があり、…
脊椎×スポーツ 野球医学コラム

脊椎×スポーツ

みなさんこんにちは!武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。 今日は脊椎疾患についてご紹介します。当院の馬見塚尚孝理事長は、スポーツドクターとしてはあまり多くない「脊椎」をサブスペシャリティーの一つとしています。筑波大学水戸地域医療教育センター在任中は、年間100例ほどの脊椎手術に加え、肩5…
野球腰 野球医学コラム

野球腰

武蔵小杉のスポーツ整形外科、スポーツ総合診療のベースボール&スポーツクリニックです。 先日、開業以来満4年が過ぎましたので、この4年間の代表的野球腰である腰椎分離症で何人受診されているか?を調べてみました。そうしますと2019年4月1日〜2023年5月10日の間に腰椎分離症は662人もの患者様が来院…