投球時に「ボールが抜ける」症状…胸郭出口症候群の可能性があります

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。

野球選手の中には、
• 投球時や投球後に腕がしびれる、力が入りづらくなる
• 腕に痛みが出る
• 投げたボールがすっぽ抜けてしまう

といった症状で困っている方がいます。このような症状で受診された選手が、診察の結果 胸郭出口症候群と診断されるケースは少なくありません。

胸郭出口症候群では、野球のプレー中だけでなく日常生活でも症状が現れることがあります。

例えば、
• 電車やバスで吊り革につかまっている時
• ドライヤーで髪を乾かしている時

などに、
• 腕のしびれ
• 力が入りにくい
• 腕がだるい

といった症状が出ることがあります。

胸郭出口症候群とは、当院の馬見塚尚孝理事長の著書『高校球児なら知っておきたい野球医学』では、胸郭出口症候群について次のように説明されています。

「胸郭出口症候群とは、ガッツポーズのような姿勢を取ったときに、鎖骨と第一肋骨の間で腕へ向かう神経や血管が圧迫され、しびれや手への血流低下などの症状が生じる障害です。」

胸郭出口症候群は、症状が似ているため野球肩や野球肘と誤解されることもあります。

そのため
• 肩や肘の治療を受けているのに症状が改善しない
• 投球時のしびれが続く
• ボールが抜ける感覚がある

といった場合には、胸郭出口症候群の可能性も考える必要があります。

当院には、胸郭出口症候群が疑われる野球選手が多く来院し、診断と治療を受けておりますので、気になる症状がある方は、ぜひ一度ご受診ください。