2025フリースタイルスキー世界選手権 帯同報告

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。

今回のブログでは、当院の豊田太郎育成コーチより、全日本スキー連盟の強化スタッフとしてスイスで開催された「2025フリースタイルスキー世界選手権」に帯同した際のご報告をお届けします。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

2025年3月下旬、スイス・サンモリッツで開催されたFISフリースタイルスキー世界選手権において、私はエアリアル種目の日本代表チームのフィジカルトレーニング担当スタッフとして帯同いたしました。

また、本大会には、当院がヘッドスポンサーを務める五十嵐晴冬選手・五十嵐瑠奈選手の2名が日本代表として出場しました。
晴冬選手は3回転ジャンプを成功させ、20位。瑠奈選手は19位と両選手とも今後の飛躍に期待が持てる内容でした。

「標高2,000mでのチャレンジを支える ― 科学的・個別化されたサポート」

今大会は、標高およそ2,000mという高地環境下で実施されました。
晴冬選手・瑠奈選手がベストパフォーマンスを発揮するためには、高地順化と神経・筋系ピーキングの管理が不可欠であり、私は以下のようなサポート業務を担当しました。

■ 高地順化のモニタリング
・SpO2(血中酸素飽和度)等を毎日測定し、高地順化を評価
・体重の変動を記録し、脱水や栄養状態の把握

■ フィジカル評価とピーキング
・パワーテストを用いて、神経・筋系の出力を日々評価
・VBT(Velocity-Based Training)を活用し、速度によるストレングストレーニングの負荷調整とウォーミングアッププログラムの最適化を実施

これらの取り組みによって、データドリブンに選手の状態を評価しながら、試合当日にフィジカル面のピークを迎えるためのサポートを実施しました。


「ベースボール&スポーツクリニックのアスリートサポート」

当院では、日々の診療で得られる知見に加え、国内外のスポーツ現場で蓄積されるデータや実践的なノウハウを重視したサポートを行っています。今回のような国際大会への帯同を通じて、科学的根拠に基づく個別対応の重要性と有効性をあらためて実感する機会となりました。


「おわりに」

ベースボール&スポーツクリニックは、これからもアスリートの皆様が国内外の舞台で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、医療とスポーツ現場の最前線から、アスリートの皆様のチャレンジを支えてまいります。