リハビリを通じて怪我をする前よりも強くなった私 〜山崎まり育成コーチ〜
武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」の山崎まりです。
今回は、私が現役選手として怪我をした後、リハビリをして復帰したときのことをお伝えします。
まず、皆さんは、怪我についてどのような印象を持っていますか?
過去の私は…怪我をすると練習できなくなるので、良い選手にはなれないと思っていました。
しかし、高校生の頃、ある日、不意に足首を捻ってしまい、病院に行ったら腓骨筋腱脱臼と診断され、手術が必要と言われたとき「あー終わった…」と思いました。
その時に病院の先生に「きちんとリハビリすれば怪我をする前と同じようにプレーできると気にせず出来るようになる。」と言われたのですが私の落ち込んだ気持ちは変わらず…。
手術した日、その日の身体の感覚、シーネを外して、体重をかけるところから始める自分。
今まで簡単に出来てた事が出来ない。本当に元に戻るか不安でした。
でも考えても仕方ない。毎日のように病院に通い「怪我する前よりも上手くなりたい。」、「私がリハビリしている間に野球の練習をしているチームメイトに負けたくない。」という気持ちでひたすらリハビリのプログラムに取り組みました。
そして、3ヶ月間のリハビリを経て、私は腓骨筋腱脱臼の怪我から復帰し、グランドに戻ることができました。
好きな野球が出来る喜び、全てが新鮮に感じ、一つ一つのことを見直す事が出来ました。
それからは、さらに身体の事を考えるようになり、様々なトレーニングにも取り組み、怪我する前よりも遥かにパフォーマンスが向上しました。
そして何よりも、私は怪我から復帰したことを通じて、何事にも諦めない強い考え方も身に付きました。
リハビリを通じて、新しい自分、さらに強くなるために。
今、私は、リハビリをするアスリートの皆さんを支える立場になりました。当院に来院される患者様が怪我をする前よりも良い選手になるために前向きな気持ちでサポートをしていきたいと思っています。
ベースボール&スポーツクリニック
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