野球医学コラム

スポーツ総合診療 野球医学コラム

スポーツ総合診療

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院は、開院以来「野球医学とスポーツ総合診療でみんなに笑顔を!」を理念として診療を行っています。今回は、この理念の中にある「スポーツ総合診療」についてご紹介します。総合診療とは医療機関によって様々な定義がなされていますが、当院では、整形外科、鉄欠乏性貧…
打撲 〜症状が続いたり、ひどくなるときは受診しましょう〜 その他の野球障害

打撲 〜症状が続いたり、ひどくなるときは受診しましょう〜

神奈川県川崎市のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。今回は打撲についてです。スポーツをしていると選手同士が接触したり、野球のデッドボールのようにボールがからだにぶつかったりすることがあります。このようなときに、皮膚や皮下組織の血管が傷つき、内出血を起こしているような状態を打撲と…
野球で最も多い外傷は手・指の骨折? その他の野球障害

野球で最も多い外傷は手・指の骨折?

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。 外傷とは一度の大きな外力によって発症する怪我のことですが、野球で最も多い外傷はなんでしょうか? スポーツ安全協会と日本体育協会が発行している「スポーツ外傷・障害予防ガイドブック」によると、野球の外傷は、手・指の骨折が最も多く、上肢…
突き指は受診した方がよいのでしょうか? その他の野球障害

突き指は受診した方がよいのでしょうか?

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。「突き指をしたのですが受診した方がよいのでしょうか?」というご質問をいただくことがあるのですが、ご受診いただくことをおすすめします。病態によって、きちんと治療する必要があり、骨折をしている場合には手術が必要な場合があります。「突き指…
野球肩の障害②〜高校生以上に多いインターナルインピンジメント〜 野球肩

野球肩の障害②〜高校生以上に多いインターナルインピンジメント〜

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。 前回のブログでは、ジュニアの野球選手に多い「上腕骨近位骨端線離開」という野球肩の障害についてご紹介しました。今回は、高校生以上に多い「インターナルインピンジメント」という障害についてご紹介します。 インターナルインピンジメントとは、上腕骨と肩甲骨がぶ…
野球肩の障害①〜ジュニアに多い上腕骨近位骨端線離開〜 野球肩

野球肩の障害①〜ジュニアに多い上腕骨近位骨端線離開〜

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。 今回は、ジュニアの野球選手に多い「上腕骨近位骨端線離開」という野球肩の障害についてご紹介します。 上腕骨近位骨端線離開とは、上腕骨の肩近くの骨端線が開いてしまう障害です。 骨端線とは、骨が成長する場所であり、軟骨でできているため力学的に弱い場所です。…
風が吹けば桶屋が儲かる。コーチが禁煙すると選手の怪我が治りやすい??? 野球医学コラム

風が吹けば桶屋が儲かる。コーチが禁煙すると選手の怪我が治りやすい???

神奈川県川崎市のベースボール&スポーツクリニックです。「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、ある事象が思わぬところに影響を及ぼすことを例えたことわざですが、今回は、前回までのブログでご紹介した三次喫煙(サードハンド・スモーク)とアスリートや子ども達のスポーツ障害が全く無関係ではないというお話を紹介します。…
三次喫煙への注目高まる 〜イオン従業員 出勤45分前から喫煙禁止に〜 野球医学コラム

三次喫煙への注目高まる 〜イオン従業員 出勤45分前から喫煙禁止に〜

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。前回のブログでご紹介した三次喫煙(サードハンド・スモーク)について、イオンが「ほぼすべての職員を対象に勤務時間中を禁煙にするほか、出勤前や休憩から職場に戻る前の45分間もたばこを吸うことを禁止し、受動喫煙だけでなく三次喫煙も防止する。」というニュースが…
三次喫煙(サードハンド・スモーク)をご存知ですか? 野球医学コラム

三次喫煙(サードハンド・スモーク)をご存知ですか?

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。タバコは、健康やスポーツパフォーマンスに様々な影響を与えることが知られていますが、今回は、三次喫煙(サードハンド・スモーク)と言われる比較的新しい概念をご紹介します。 目の前で誰かがタバコを吸っていなくても、喫煙者が乗っていた車や誰かがタバコを吸ってい…
PFC-FD療法の治療の流れ 野球肘

PFC-FD療法の治療の流れ

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。 近年、投球障害を抱えるプロ野球選手がPRP注射、あるいはPRP療法と呼ばれる治療を行っていることが注目されています。前回のブログでは、PRPの成分を濃縮させて血小板を活性化し、より多くの成長因子を取り出し、関節内に注射するPFC-FD療法についてご紹…