キャッチボールのキーポイント②

みなさんこんにちは!
武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。

今回は『キャッチボールのキーポイント②』!

前回は「ストレッチのためのワインドアップ」についてご紹介しました。しっかりワインドアップをしてストレッチをすることで、柔軟性もアップしていくことと思います。

第②回めの今回は、「②筋間コーディネーション改善のための出力の最小化からの漸増」について。

みなさんはムカデ競争や二人三脚をしたことがあるかと思いますが、あのときいきなり全力で走り出してしまうと選手間のタイミングがあわなかったり歩幅が合わなかったり、スピードが合わなかったりして転びやすくなってしまいますね。

実は選手のみなさんの筋肉たちも、同じ状況にあります。

例えば、筋トレばかりオフシーズンにしていて、春になったからと突然全力投球をしたりします。筋肉ごとのトレーニング効果には違いがありますので、ムカデ競争で例えるとメンバーが少し変わった状況と同じになります。ですから、また新しいメンバーと組むときとおなじように、タイミング、グレーディング、スペーシングを合わせて行く必要があります。

これは、毎日のウォーミングアップ後も同じことですし、投球フォームを変えるときも同じです。出力を弱めでタイミング、グレーディング、スペーシングを合わせて行く必要があるのです。特に投球フォームを変更するときは、出力を落として変更するのが良いでしょう。

次回は③理想とする運動モデルの真似ぶと自己の動作の最適化の探索について、ご説明いたします。