自宅で素振りをしていて腰に痛みを感じたら早めにご受診ください

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。

野球選手の怪我といえば肩や肘が目立ちますが、当院の馬見塚尚孝医師が「野球腰」と名付けたぐらい腰痛に悩まされる野球選手が多いのが現状です。

この野球選手の腰痛の正体は、医学的に説明すると腰椎疲労骨折や腰椎分離症が多く、腰椎椎間板ヘルニアが続きます。ある論文によると日本人のアマチュア野球選手の平均16.4%に腰椎分離症が認められ、プロ野球選手では44.1%に認められるというデータがあります。

野球腰は、早期に発見し、治療を受ければ良くなるケースが多いです。言い換えると悪くなってしまってからでは治らないこともありますので、今の時期、自宅で素振りをしていて「あれ?腰が痛いな…」と思ったときには早めにご受診くださいね。

参考文献
馬見塚尚孝(2019)『新版 野球医学の教科書』ベースボールマガジン社.

ベースボール&スポーツクリニック
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