足関節捻挫の腫れを減らすコツ!

みなさんこんにちは!ベースボール&スポーツクリニックです。
今日は『足関節捻挫の腫れを減らすコツ!』について。

足関節捻挫は『捻挫』という病名がついていますが、MRIで検査をしてみると足関節外側の靭帯が『断裂』していることが多くあります。また、少数例ですが、『骨挫傷』と呼ばれる骨の中に損傷が及んでいる場合もあります。

当院では靭帯が断裂していることを踏まえ、『エバーステップ1』という装具(サポーター)を用いて足関節を固定しています。固定と言っても『エバーステップ1』の固定性はとても弱く、『こんなんで固定できるの?』と最初は不安でした。

しかし、これが意外に程よい固定性と装着感があり、早期に腫れと痛みが良くなっていきます。つまり、足関節捻挫の腫れを早く引かせる方法は適切な装具を用いることです。

もうひとつの方法は、夜間の入浴後は装具を含めた固定を外してしまうことです。おそらく、締め付けていることが腫れの原因だと考えられ、思い切って固定を外してしまうとあっという間に腫れが引いてきます。もちろん早期から入浴okとしています。

年間150名近くの足関節捻挫の患者様に起こしいただいておりますので、この方法の良さを痛感しているところです。