打撃リハビリにおけるバット選択と強度管理 ― 当院の取り組み
2026年4月16日

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
腰椎分離症や有鉤骨疲労骨折といった打撃障害からの復帰過程において、一般的な理学療法に加えて、打撃動作の確認と再発予防を目的としたバッティングリハビリテーションを行っています。院内には専用の打撃ゲージを完備しており、置きティーを用いた実践的なリハビリが可能です。
バッティングリハビリテーションにおいて重要となるのが、スイング強度の適切なマネジメントです。
強度は患者様の主観的な感覚だけでなく、使用するバットの重さや長さによっても大きく変化します。同じ強度でスイングしているつもりでも、バットの条件が異なれば患部にかかる負荷は変わります。そのため当院では、打撃障害に対する専門的知見を持つ理学療法士が、患部の状態や競技レベルに応じて適切なバットを選択し、安全に配慮したリハビリテーションを行っています。
さらに、スイングスピードやバット軌道の評価には「ブラストモーション」を活用し、腰部障害に対しては三次元動作解析が可能なセンシングウェア「マトウスゴルフ」を用いることで、スイング中の身体の回旋量などを定量的に可視化しています。
感覚に加えて、打撃動作をデータとして把握することで、より安全で再現性の高いリハビリテーションを実現し、競技復帰までの過程をサポートしています。
