Eスポーツ障害

みなさんこんにちは!東横線、目黒線、南武線、横須賀線、湘南新宿ラインに加えて、3月より相鉄線の乗り入れが開始される武蔵小杉駅近くのスポーツ整形外科・スポーツ総合診療クリニックのベースボール&スポーツクリニックです。

今回のブログは『Eスポーツ障害』について。

Eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。
https://jesu.or.jp/contents/about_esports/

最近、当クリニックにも『Eスポーツ』で身体を痛めて来られる方が増えてきました。そこで、最近の研究論文を調査しましたのでご紹介します。

BMJ Open Sport Exerc Med. 2020; 6(1): 000799. Published online 2020によると、Eスポーツ障害は多い順に腰背部 (31.3%)、首 (11.3%)、肩 (11.3%)でした。たしかに腰痛でご来院られる方は多いようにおもいますが、当クリニックで目立つのは手の腱鞘炎です。マウスを多く使うためだと思いますが、この治療を行うことが多くあります。

各種検査の上、リハビリテーションや各種薬剤、注射などで良くなっていきます。プロレベルの方もご来院されるようで、パーソナルトレーナーのお問い合わせも頂きますので対応しております。

最近リスキリングという学び直しが求められていますが、スポーツ医学の医療も学びの連続ですね!