野球医学コラム

手術 野球医学コラム

手術

武蔵小杉駅近くのスポーツ整形外科の『ベースボール&スポーツクリニック』です。 さまざまな治療を施しても、どうしても手術を選ばざるを得ない選手もいます。 今月も、2例の胸郭出口症候群に内視鏡下第一肋骨切除術、2例のトミージョン手術、1例の肘関節鏡下手術、1例のテニス肘手術を行いました。 胸郭出…
当院は様々な競技に対応しています 野球以外のスポーツ障害

当院は様々な競技に対応しています

こんにちは!武蔵小杉のスポーツ専門病院「ベースボール&スポーツクリニック」の豊田です。 当院へのよくあるご質問として、 「ベースボール&スポーツクリニックは、野球選手しか診てもらえないのですか?」 というご質問を受けることがあるのですが、当院は、開院以来、様々な競技のアスリートやお子さまにご利用いた…
腰痛! 野球以外のスポーツ障害

腰痛!

武蔵小杉駅近くのスポーツ整形外科のベースボール&スポーツクリニックです。今日は「腰痛」について。腰痛と聞くと、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症、腰部脊柱管狭窄症がしばしば診断される病名です。 最近の研究では、2週間以上続く腰痛を訴えるアスリートのおよそ50%に腰椎分離症を認めるという報告があります。ま…
野球肘に栄養療法?内服治療? 野球肘

野球肘に栄養療法?内服治療?

みなさんこんにちは!武蔵小杉にある野球障害の専門病院のベースボール&スポーツクリニックです。今回は野球ひじに栄養療法?内服治療?についてご紹介します。野球ひじに限らず靭帯や軟骨が損傷し、それに修復機転が働くときは、細胞が分裂して増加することやコラーゲンの合成が増加する必要があります。先日行われた日本…
女性アスリートにおける相対的エネルギー不足 女性アスリート医学

女性アスリートにおける相対的エネルギー不足

みなさまこんにちは! 今日は、女性アスリートによくある相対的エネルギー不足についてご紹介します。 一言で説明すると、女性アスリートの多くは食べるエネルギー量より使うエネルギー量が多く欠乏状態となって、その結果、無月経や骨密度低値をはじめとする種々の問題を起こすことを言います。とくにスポーツ整形外科で…
シンスプリントと疲労骨折 その他の野球障害

シンスプリントと疲労骨折

みなさんこんにちは!今日は、ランニング系トレーニングが増えるとそれにつれて増えるシンスプリントと疲労骨折について解説します。これまではx線検査で調べていたため、x線で異常がないとシンスプリント、異常があれば疲労骨折と診断するのが一般的でした。 しかし、MRI検査の進化によって、これまでシンスプリント…
身長クリニック 成長・低身長

身長クリニック

当院のサービスの一つに『身長クリニック』があります。これは、プロ野球選手の平均身長が183cmということや、サッカー日本代表の平均身長が178cm(全選手平均178.2、キーパー186.7、DF180.2、MF174.6 、FW178.3cm)が示すように、パフォーマンスを高める要素の一つとして高身…
PRP(多血小板血漿)治療 野球以外のスポーツ障害

PRP(多血小板血漿)治療

みなさんこんにちは!今回はPRP治療についてご紹介します。 田中将大投手や大谷翔平選手が肘の靭帯損傷の治療に用いられて、この治療法もだいぶ有名になりましたね! 選手の血液を遠心分離して、血小板や成長因子などが多く含む部分を患部に注射する治療法です。 少しずつエビデンスもできつつあり、当院でもPRP治…
打撃指導 野球腰

打撃指導

野球肘や野球肩の再発予防のために投球動作指導を重要視していますが、野球腰の再発予防のために打撃動作指導を重要視しております。 まずは、腰痛の原因が椎間板なのか、椎間関節なのか、仙腸関節なのか、筋群なのか、エンテーシスなのか、その他なのか診断します。それには診察所見が特に大切ですが、補助診断のためにx…
肘離断性骨軟骨炎の診断① 野球肘

肘離断性骨軟骨炎の診断①

前思春期から思春期にかけて発症する野球選手の肘障害の一つです。肘の外側の軟骨の下にある骨が成長の過程で骨化障害をきたし、軟骨の「支え」がないために軟骨が破損する障害です。X線、エコー、MRI、CTなどで診断します。現場では肘の痛みの有無や曲げ伸ばしの左右差で早期発見をお願いします。…