シンスプリント?実は疲労骨折かも!②

武蔵小杉の「ベースボール&スポーツクリニック」です。

前回のブログでは、シンスプリントかな…と思っていたスネ(脛)の痛みが、MRIで評価をしたら、実は疲労骨折をしているケースがあることをご紹介しました。

このようなケースの場合、整形外科的な対応をすることはもちろんですが、疲労骨折がスポーツ内科的な問題や女性アスリート特有の問題と関係していることも多く、様々な分野の知識を合わせて、包括的に対応することが必要です。

言い換えると、疲労骨折の原因は、練習の量や強度、筋力や柔軟性、ランニングフォームだけとは限らないのです。

相対的エネルギー不足が骨密度の低下を引き起こしていることが原因だったり、女性アスリートの場合、無月経によるエストロゲンという骨の代謝に関わるホルモンの分泌に異常があることが原因の場合もあります。

当院では、様々なスポーツ傷害に対しての整形外科的な対応だけでなく、貧血をはじめとするスポーツ選手の内科問題、月経困難症やピルなど女性アスリート特有の問題、その他さまざまなスポーツ医療の問題についても対応やプライマリーケア(初期対応や適切な医療機関への紹介)を行っています。

このように、当院では、包括的な対応のひとつとして、スポーツ総合診療を行っていますので、シンスプリントや疲労骨折でお悩みの方は、まずは一度ご相談ください。

ベースボール&スポーツクリニック
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