トミー・ジョン手術に至らないで治療する
2021年10月2日
2022年1月26日
武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
肘の靭帯断裂は、トミージョン手術に至らないで治療できるようになってきました。
まず、そのためには、野球をしていて肘が痛くなったら「しばらく様子をみよう」などと思わずに、早くご受診いただきMRI検査まで行い、状態を評価することが重要です。受診が早ければ早いほど治療成績が良くなり、復帰も早くなります。当院では、四肢専用のMRIシステムを用いて、野球専用の撮像条件で撮影しています。
そして、血液検査で靭帯修復のポテンシャルを評価し、オーダーメイドの栄養学的治療を行います。
さらに、リハビリテーションでは、選手が目標とするパフォーマンスを発揮するために、技術・戦術・体力・心的知的能力・パフォーマンス前提と5つの要素から構造別にパフォーマンスを評価した上で、治療と予防を行います。
繰り返しになりますが、野球をしていて肘に痛みが出たら、まずは、様子をみたりせずに早めにご受診ください。