トミー・ジョン手術だけではない、肘の靱帯損傷の新しい治療

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。

今回のブログでは、肘の内側側副靭帯損傷に対する、手術(トミー・ジョン手術)に頼らない治療法をご紹介します。

野球選手が肘関節の内側側副靭帯を損傷すると、多くの場合「トミー・ジョン手術」と呼ばれる靭帯再建術を受けます。この手術は、大谷翔平選手を含む数多くのプロ野球選手が経験しており、野球界で広く知られています。近年、トミー・ジョン手術は治療成績が安定しており、多くの選手が復帰しています。

しかし、トミー・ジョン手術後の復帰には1年以上かかることが多く、特に進学や契約更新を控えるプロ野球選手にとっては大きな障害となります。

このような問題に対処するため、当クリニックでは「Yuki Saito」という名前の新しい治療法を考案しました。

この方法では、従来の多血小板血漿療法(PRP)に加え、カスタマイズされた栄養療法やコーチングを組み合わせたリハビリテーションを行います。これにより、トミー・ジョン手術を必要とせず、6ヶ月以内に復帰できる可能性があります。

この治療法にご興味がある場合、損傷の程度や状況に応じて、当クリニックでの治療が適切かどうかをご相談いただけます。一度、お話を伺い、最適な治療プランを提案させていただきますので、ぜひ一度ご受診ください。

※「Yuki Saito」治療法については、日本経済新聞でも取り上げられました。
記事は以下のリンクからご覧いただけます。
【斎藤佑樹さんが挑んだ肘の新治療 勇気持ち、球界を思い – 日本経済新聞】 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH150OR0V10C22A1000000/