スポーツ障害からの復帰を通じた心的外傷後成長
2026年3月4日

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
けがはアスリートにとって大きな困難ですが、近年のスポーツ心理学では「心的外傷後成長」という概念が注目されています。これは、困難な出来事や強いストレスを経験した後、その出来事と向き合う過程を通じて精神的な成長が生まれるという心理的変化を指します。
けがからの復帰過程における成長には、いくつかの要因が関係すると考えられています。
一つは、その人がもともと持っている性格やレジリエンスです。もう一つは、周囲からのサポートです。家族、コーチ、チームメイト、医療スタッフなどの支えを実感できる環境は、困難な状況の中でも前向きに回復へ取り組む力につながるとされています。
2026年2月、当院がサポートする宮沢海帆選手が、フリースタイルスキー・エアリアルの全日本選手権において2位に入賞しました。
宮沢選手はけがの影響により昨年の全日本選手権を欠場しましたが、当院での治療とリハビリを経て回復し、今シーズンはシーズン初めから順調に雪上練習を重ねてきました。その結果、復帰後初となる全日本選手権で見事2位という成績を収め、復活を印象づける結果となりました。
当院では、身体の治療やリハビリだけでなく、アスリートが困難を乗り越え成長していく過程を大切にしながら、宮沢選手の復帰に向けたサポートを行ってきました。宮沢選手もまた、スポーツ障害からの復帰を通じて成長を遂げてきたアスリートの一人です。
宮沢選手の今後のさらなるご活躍を心より願っております。
