「どこまで練習していいのか?」
2026年3月17日

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
野球による怪我で受診された際、多くいただくご質問は、「どこまで練習してよいのか」という点です。
完全な安静が回復に有効であることは理解しつつも、「できる範囲で練習を続けたい」と考えるのは自然なことです。特に、野球肩や野球肘などの投球障害では、投球は制限されても、打撃や走塁は継続したいというニーズが多く見られます。
当院では、この課題に対して、リハビリテーションに「期分け」を導入しています。
たとえば投球障害では、安静期には安静によって患部の回復を最優先とし、回復期にはシャドーピッチングを開始、復帰準備期にはボールを用いた投球へと段階的に移行し、再発予防期には全力投球まで引き上げていきます。さらに各段階において、打撃や走塁、体力トレーニング(ウェイトトレーニング等)など「実施可能な練習内容」も具体的に提示し、できる限り競技から完全に離脱することなく回復を進められるよう設計しています。
こうした判断には、整形外科学や理学療法学にとどまらず、コーチング学やトレーニング科学、さらには野球現場での実践経験を統合することが不可欠です。当院では、それらを前提とした評価と患者様へのご提案を行っています。
野球障害でお困りの方は、一度ご相談ください。
