三次喫煙(サードハンド・スモーク)をご存知ですか?

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
タバコは、健康やスポーツパフォーマンスに様々な影響を与えることが知られていますが、今回は、三次喫煙(サードハンド・スモーク)と言われる比較的新しい概念をご紹介します。

目の前で誰かがタバコを吸っていなくても、喫煙者が乗っていた車や誰かがタバコを吸っていた部屋に入ると体調が悪くなる…そのような場合、三次喫煙(サードハンド・スモーク)が考えられます。

喫煙者自身が自分のタバコの煙を吸い込むことを一次喫煙、喫煙者の周囲にいる人が喫煙者の吐くタバコの煙を吸い込むことを二次喫煙(受動喫煙)と言います。この二次喫煙まではよく知られていますが、タバコの煙がなくなった後でも誰かに影響を及ぼす三次喫煙という比較的新しい概念があります。具体的には、タバコのニコチンや化学物質は、部屋の壁や自動車のシートの表面、喫煙者の毛髪や衣類に付着して残留すると言われています。それが反応、再放散したものが汚染源になり、三次喫煙が発生すると考えられています。

スポーツの現場に例えると、喫煙者のコーチが選手や子ども達の前でタバコを吸わなくても、実は自宅や喫煙所で吸ったタバコ由来のニコチンや科学物質が毛髪やジャージに付いていて、それが三次喫煙として選手達に影響を及ぼしている可能性があります。

一次喫煙、二次喫煙だけでなく、これからは三次喫煙の観点からもタバコの影響を考えてみてはいかがでしょうか。

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