前思春期肘内側障害の病態についての論文

おはようございます!武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。
以前在職していた職場で一緒に研究していた「前思春期肘内側障害の病態」に関する英語論文がin pressの状態となりました。
高分解能MRIで肘の内側を見始めたのが2004年でしたが、最初はあまりにも色々のものがくっきり見えていたので、何がどの構造なのかわからない状態でした。

特にわかりにくかったのが、成長期のおこさまの画像所見でした。繰り返し繰り返しみていくうちに、「あっ、この黒いのは軟骨膜かもしれない!」と気づいたのが5年位たったあたりでしょうか。

また、関連する多くの方々のサポートもいただき、この論文ができたことに感謝申し上げます。興味のある方は是非ご覧になってください。こどもたちの投球肘内側障害の診断治療の進歩を祈って!

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0949265821003985?dgcid=author