急な肩の痛み・激痛

みなさんこんにちは!武蔵小杉のスポーツ整形外科のベースボール&スポーツクリニックです。

今日は肩の急な痛みについて。朝起きたときに肩の急な痛みで受診される方がいらっしゃいます。

そんな時は問診と痛みの場所だけ確認して、診察もあまり行わないでレントゲン写真を撮るようにしています。

といいますのは、このような症状で受診される方の多くが、「肩石灰沈着性腱板炎」と診断されるからです。

この「肩石灰沈着性腱板炎」は、肩の腱板付近に石灰がたまる病気で、「ある日突然方が痛くなった」と受診されるのです。肩を動かそうとするとつい痛みを訴えますので、あまり動かさないようにしてレントゲン写真を撮って診断すると患者さんの痛みが小さいのです。

治療は、ステロイドの注射、内服が中心です。1回の注射でだいたい75%くらいの方が「すごくよくなった」となります。のこりの25%くらいの方も「痛みは楽になった」となりますが、もう一度注射をお勧めしています。

急激な肩の痛みは我慢せず、受診をされた方が良いですね!