野球医学コラム 22 10月 2024 データドリブンに障害予防とパフォーマンス向上をサポート 〜多摩高校野球部パフォーマンス測定レポート〜 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。先日、神奈川県立多摩高校野球部の選手たちを対象に、当院の第二スタジオでパフォーマンス測定を実施しました。今回は、その様子をご報告します。■パフォーマンス測定の意義障害予防とパフォーマンス向上のために、当院では、スポーツ医学とコーチング学の知見に基づき、… 続きを読む
野球医学コラム 17 8月 2024 打撃障害リハビリテーション 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院の第二スタジオでは、打撃障害に特化したリハビリテーションプログラムを行っています。打撃障害のひとつである腰椎分離症・腰椎疲労骨折からの競技復帰には、腰椎への力学的負荷を最小化しながらハイパフォーマンスを担保する打撃動作の獲得が欠かせません。腰椎分離… 続きを読む
野球医学コラム 17 8月 2024 データドリブンリハビリテーション 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院の第二スタジオには、一般的なVBT(Velocity-Based Training:速度基準トレーニング)システムに加え、加速度センサー内蔵型メディシンボールを導入しています。 https://twitter.com/BandS_clinic/st… 続きを読む
野球医学コラム 17 8月 2024 VBTを用いたリハビリテーション 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院の第二スタジオには、ベンチプレス台、ハーフラック、トラップバーなどの設備が常設されており、これらの機器を用いてVBT(Velocity-Based Training:速度基準トレーニング)を実施できます。 https://twitter.com/B… 続きを読む
野球医学コラム 23 4月 2024 意外に侮れない「足関節捻挫」 足関節捻挫はジャンプや着地を繰り返すスポーツで多く発生する傾向があり、バスケットボールでは79%、バレーボールでは87%の選手が経験しています。スポーツ活動中に発生する足関節捻挫は、スポーツ傷害全体の45%を占めています。しかし、捻挫後に医療機関を受診しない選手も多く、損傷が十分に治癒しないまま競技… 続きを読む
野球医学コラム 29 3月 2024 投球肩障害〜高校生以上に多いインターナルインピンジメント〜 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院では、高校生以上の野球選手に多く見られる「インターナルインピンジメント」という投球肩障害に対して、医療とコーチング学の知見を活かした治療を行っています。はじめに、インターナルインピンジメントとは、投球動作中に上腕骨と肩甲骨が衝突することで生じる障害… 続きを読む
野球医学コラム 28 3月 2024 ジュニア野球選手の肩の痛み「上腕骨近位骨端線離開」とは ジュニアの野球選手に多く見られる投球肩障害である「上腕骨近位骨端線離開」について紹介します。上腕骨近位骨端線離開とは、上腕骨の肩近くの骨端線が開いてしまう障害です。骨端線とは骨の成長が行われる場所で、軟骨から成り立っており、力がかかる場面で比較的弱い部分になります。そのため、投げる動作によるストレス… 続きを読む
野球医学コラム 26 3月 2024 野球選手特有の腰椎障害「野球腰」について 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。野球腰とは、当院の馬見塚尚孝理事長の著書「野球医学の教科書(ベースボールマガジン社、2012年)」で初めて紹介された造語であり、野球選手特有の腰椎障害を指します。この障害は、野球のプレイによって発症することが多く、一般的な疾患名は「腰椎分離症および腰椎… 続きを読む
野球医学コラム 25 3月 2024 トミー・ジョン手術だけではない、肘の靱帯損傷の新しい治療 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。今回のブログでは、肘の内側側副靭帯損傷に対する、手術(トミー・ジョン手術)に頼らない治療法をご紹介します。野球選手が肘関節の内側側副靭帯を損傷すると、多くの場合「トミー・ジョン手術」と呼ばれる靭帯再建術を受けます。この手術は、大谷翔平選手を含む数多くの… 続きを読む
野球医学コラム 23 3月 2024 当院のMRIについて〜野球肘用&怖くないMRI〜 武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院のMRIは、野球選手の肘の障害を評価するために特別なセッティングを施しており、鮮明な画像の撮影が可能です。MRI検査は、レントゲンやエコーでは捉えることのできない野球選手の投球肘の障害を評価するのに非常に効果的な手段です。さらに、野球選手の肘だけで… 続きを読む