野球医学コラム

アスリートのリハビリテーションで行うこと 野球医学コラム

アスリートのリハビリテーションで行うこと

みなさまこんにちは!武蔵小杉にあるスポーツ整形外科・スポーツ内科・女性アスリート医学のクリニックです。今日は「アスリートのリハビリテーションでどんなことを行っているのか?」をご紹介します。さて、通常の整形外科では、医師の診断結果とリハビリテーションの依頼に応じてリハビリテーションを行います。具体的に…
相対的低身長 成長・低身長

相対的低身長

大谷翔平選手の活躍をみても、野球を始めとするアスリートとして活躍する場合に”身長が大きい”ということはとても大事な要素ですね! 「身長クリニック」をしていてみなさまに知っておいていただきたいことは、「身長の相談は早ければ早いほどよい」ということです。例えば、妊娠前後の時期にも知っておいたほうが良いこ…
月経困難症と月経前症候群 女性アスリート医学

月経困難症と月経前症候群

"生理痛がつらい””生理のためパフォーマンスが上がらない””生理の前に調子が悪くなる”など、女性アスリートの生理にまつわる問題はとても大きなものです。この”生理”という言葉は医学的には”月経”と呼ばれ、月経によって辛い症状が出ることを”月経困難症”や”月経前症候群”と呼ばれています。本来、産婦人科に…
前思春期肘内側障害の病態についての論文 野球肘

前思春期肘内側障害の病態についての論文

おはようございます!武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。以前在職していた職場で一緒に研究していた「前思春期肘内側障害の病態」に関する英語論文がin pressの状態となりました。高分解能MRIで肘の内側を見始めたのが2004年でしたが、最初はあまりにも色々のものがくっきり見えていたので、…
2022年第1回勉強会「肩関節」 野球肩

2022年第1回勉強会「肩関節」

先日、新年はじめのミーティングで、焼肉弁当を食べながら第1回の勉強会を開催しました!テーマは肩関節。肩関節に関する診断法、画像検査、治療法、リハビリテーション、そして医療事務的な算定の方法、栄養治療など、クリニックのすべてのスタッフの仕事に関わる内容を学び直しました。パワーポイントを作りながら、新た…
斎藤佑樹さんが、トミージョンを受けることなく復帰できた理由 野球肘

斎藤佑樹さんが、トミージョンを受けることなく復帰できた理由

1月23日に開催される「2022年第1回野球医学セミナー」では、「斎藤佑樹さん(元日本ハムファイターズ選手)から学ぶ!」と題して斎藤佑樹さんからさまざまなご経験を語っていただきます。 その第一部としては、「肘靱帯断裂と診断されたにもかかわらず、どうやってトミージョンを受けることなく復帰できたのか?」…
肘靭帯断裂のあたらしい治療 野球肘

肘靭帯断裂のあたらしい治療

これまで肘内側側風靭帯完全断裂は、トミージョン手術ばかりが選択されてきました。一方、当クリニックで開発した新しい治療法では、トミージョン手術を受けることなく完全復帰する選手が増えてきました。この治療法は、栄養学的治療、薬物療法、コーチング学的知識を踏まえたリハビリテーションから構成されております。 …
当院のスタッフが日本経済新聞の取材を受けました 〜二刀流・大谷 異次元の領域へ〜 野球医学コラム

当院のスタッフが日本経済新聞の取材を受けました 〜二刀流・大谷 異次元の領域へ〜

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。2021年10月7日の日本経済新聞「二刀流・大谷 異次元の領域へ(下)」で、当院の馬見塚尚孝医師が大谷翔平選手について「右肘の手術後に投球動作を変えたこと」や「変えた投球動作が自動化されたこと」などについて解説しています。記事は、オンライン版の日本経済…
肉離れの診断・治療の進化 その他の野球障害

肉離れの診断・治療の進化

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。当院には、野球選手だけでなく、サッカー、陸上など、多くの選手が肉離れで来院されています。肉離れについて、最近は、MRI分類で復帰の時期が予想できるようになるなど、肉離れの診断・治療も進化しつつあります。さらに当院では、血液検査の結果に応じたオーダーメイ…
トミー・ジョン手術に至らないで治療する 野球肘

トミー・ジョン手術に至らないで治療する

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。肘の靭帯断裂は、トミージョン手術に至らないで治療できるようになってきました。まず、そのためには、野球をしていて肘が痛くなったら「しばらく様子をみよう」などと思わずに、早くご受診いただきMRI検査まで行い、状態を評価することが重要です。受診が早ければ早い…