野球腰とは③ そんなにいるの腰椎分離症

みなさまこんにちは!武蔵小杉のスポーツ整形外科のベースボール&スポーツクリニックです!

野球選手が腰痛を感じたときに、みなさまはどのような対処をしていますか?練習から外れて安静にする、湿布を貼って続ける、整骨院に行く、整形外科にいく、、、などいろいろ対応が分かれると思います。

しかし、次のような事実を知れば、対応を変えるものと思います。

それは、『アスリートが腰痛を2週間以上感じたときは、その50%に腰椎分離症が含まれる。』ということです。

しかも、この腰椎分離症は、早期で50日程度、進行期で70日程度復帰にかかり、安静期を長くとる必要があります。そうしないと、骨が癒合しなくなるのです。

また、かなりの頻度でMRIまで撮らないと画像診断できないため、x線で異常が無いとして早めに復帰し、治らなくなる場合も多々見かけます。

アメフトのデータだと、腰椎分離症はドラフトされにくい要素なので、将来のことをかんがえるとしっかり予防と治療をしたいところですね。

この腰椎分離症で困っている選手をたくさん知っています。

早期発見と早期治療、そして長期的パフォーマンス育成を行うことが必要なのです。

つづく。

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