野球肘②〜おとなの肘靭帯損傷はジュニア期の障害が原因のひとつ〜

武蔵小杉のスポーツ整形外科ベースボール&スポーツクリニックです。

前回のブログでは、野球肘〜痛みを感じたときの対処法〜について、お伝えしました。今回は「ジュニア期の肘の障害が、将来おとなになったときにどのような影響を及ぼすのか」についてお伝えします。

当院の馬見塚尚孝医師の著書である「新版 野球医学の教科書」では、高校生以上の肘靭帯損傷について以下のように述べています。

「高校生以上の肘靭帯損傷を調べてみると、ジュニアの時期にできた骨のかけらがある選手は手術になるリスクが高いことがわかっています。」

また、当院に来院される肘に痛みがある高校生や大学生の選手の肘をMRIなどで評価してみると過去に肘に異常があったと思われるケースが多々あります。

これらのことから、もし、将来にわたって野球をしたいと思っている方、例えば…

「小学生・中学生のときだけでなく、将来、高校や大学、プロで活躍したい。」

「高校や大学までで競技としての野球は終えるけれども、社会人になっても仕事が休みの日は、草野球やキャッチボールをしたい。」

と考えていらっしゃる方は、ジュニア期の過ごし方が大事なのです。

言い換えれば、ジュニア期に障害を予防することが将来の活躍や生涯にわたって野球を楽しむための重要なポイントだと私たちは考えています。

次回は、どうすれば「ジュニア期の肘の障害を予防することができるのか?」についてお伝えします。

参考文献
馬見塚尚孝(2019)『新版 野球医学の教科書』ベースボールマガジン社.

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