当院の豊田育成コーチ・馬見塚医師の論文が臨床スポーツ医学に掲載されました。

神奈川県川崎市のベースボール&スポーツクリニックです。

当院の豊田太郎育成コーチ・馬見塚尚孝医師の論文が臨床スポーツ医学に掲載されました。

臨床スポーツ医学  2022年4月号(39巻4号)
【特集】投球フォームの改善で肩肘の故障は予防できるのか?

「投球障害予防を目指した動作介入の理論と実践-コーチング学と逆フェーズ法(豊田太郎、馬見塚尚孝)」

豊田育成コーチと馬見塚医師は、当院で勤務しながら、いくつかの大学野球や高校野球のチームのコーチングスタッフとして活動しています。

これまでに多くの選手に対して投球障害の予防を目的として投球フォームのコーチングを行ってきましたが、投球障害の予防を目的として現場での投球フォームの介入を行えば行うほど、パフォーマンス向上を含めた選手育成の全体像を理解していくことが必要であると痛感しています。

そして、選手育成を目指すサイエンスである「コーチング学」を学び、「故障を予防する」ことと「パフォーマンス向上を含めた選手育成」の両立を目指す取り組みを継続してきました。

本稿では、医療者が肩肘の故障予防を目指して現場介入をする際に知っておきたいコーチング学の知識を一部紹介するともに、コーチング学と医学を融合して作り上げた「逆フェーズ法」という投球フォームのコーチング法を紹介しています。

ベースボール&スポーツクリニック