診察時間

みなさんこんにちは!
さまざまな口コミにありますようにみなさまからいただくお叱りで最も多いのは、『診察時間が短い』、『説明が足りない』、『ちゃんと話を聞かない』というものです。

これは、私達医療者も『もっと説明したり診察したりする時間を確保できたならいいのに・・・』と思っています。しかし、さまざまな状況で、みなさまが望む十分な説明時間を確保するのもなかなか難しいのが現状です。

実際、1分程度で過去のカルテ情報を読み取って、患者様に慌てて診察室に入室いただき、レッドフラッグと呼ばれる最低限の診察と説明して退出していただくような状況が続いておりました。 これまでもこの対策として、多くの方が利用するリハビリテーションの中で理学療法士がお話を伺う方法をとってきました。リハビリは20~40分の時間がありますので、さまざまな質問に答える時間があるからです。しかし、医師の『診察時間が短い』、『説明が足りない』という課題はなかなか解決できずにおりました。すみません・・・

そこで2023年の1月はじめより、あらたに『外来リハビリテーション診療料』という方法を取り入れることにしました。詳しくは治療を担当している理学療法士より説明いたしますが、これでこれまでより医師の診察時間を確保するための取り組みです。 これでもみなさまが十分に望む診察時間を確保できるわけではないかもしれませんが、なんとかよき医療を提供していきたいと考えております。

医療法人野球医学 理事長 馬見塚尚孝