気温の低下による身体の変化に対応するには

こんにちは、ベースボール&スポーツクリニックの理学療法士、森下です。

季節の変わり目に伴う気温の低下は、私たちの身体に様々な変化をもたらすことがあります。寒さによって筋肉の柔軟性が低下し、血液循環が低下することがあり、これにより、痛みや不快感が発生しやすくなります。

体温及び皮膚温度の低下は、血流量の減少に加えて、神経伝導速度の低下を引き起こすことが知られています。これは、動きづらさや痛みの原因となる可能性があります。例えば、皮膚温が32℃から1℃下がると神経伝達速度は約2m/秒低下するとされています。

このような身体的変化に対処するためには、体温を維持することが重要です。適切な睡眠と休息は、疲労回復に不可欠であり、疲労の蓄積を防ぐ役割を果たします。さらに、適度な運動は血液循環を促進し、体温の維持に寄与します。

当院では、採血検査によって、疲労の原因を評価することも可能です。身体の変化に関するご相談や、健康状態についての悩みがございましたら、お気軽にご受診ください。


ベースボール&スポーツクリニック