野球医学コラム

捻挫とあなどることなかれ① その他の野球障害

捻挫とあなどることなかれ①

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。 今回のテーマは、足関節の「捻挫」です。 みなさんは、捻挫について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?「ただ足をくじいてしまったもの」、「少し休めば治るもの」と、ややもすると軽く考えてしまう方もいらっしゃると思います。 しかし、…
肉離れ②〜復帰にはどのくらいかかるの?〜 その他の野球障害

肉離れ②〜復帰にはどのくらいかかるの?〜

神奈川県川崎市のスポーツ整形外科ベースボール&スポーツクリニックです。 前回のブログでは、大腿や下腿などに多い「肉離れ」についてご紹介しました。 今回は、大腿や下腿などの肉離れをした場合、復帰までにどのくらいの日数がかかるかをご紹介します。最近では、MRIの進歩により、肉離れには3つのタイプがあるこ…
肉離れ①〜どんなプレーで発症しやすいの?〜 その他の野球障害

肉離れ①〜どんなプレーで発症しやすいの?〜

神奈川県川崎市のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。 今回は「肉離れ」について説明します。肉離れとは筋の損傷で、受傷部位としては大腿や下腿などの筋を損傷する場合が多いです。 肉離れは、どのようなプレーで発症することが多いでしょうか?野球においては「Hamstring Injur…
野球用新型コロナによるディトレーニングからの復帰プロセス! 野球医学コラム

野球用新型コロナによるディトレーニングからの復帰プロセス!

武蔵小杉の野球専門クリニック「ベースボール&スポーツクリニック」です。 当院では、豊田太郎育成コーチが中心となり、野球における新型コロナによるチーム練習の自粛後からの復帰プロセスについてまとめました。 https://youtu.be/W18rDGiMTiU これは、スポーツ科学分野で研究されてきた…
技術はディトレーニングによってどのくらい忘れるのか 野球医学コラム

技術はディトレーニングによってどのくらい忘れるのか

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックの豊田です。 今回は、ディトレーニング(長期に渡って練習をしないこと)によって、スポーツの技術をどのくらい忘れてしまうのかということについて、私が参考にしている知見をご紹介します。 科学的には、運動の記憶のような体で覚えたことをは忘れにくいと言われています。…
「バッティングで手のひらが痛い」は骨折かも?② その他の野球障害

「バッティングで手のひらが痛い」は骨折かも?②

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。前回のブログでは、野球の打撃障害のひとつである有鉤骨(ゆうこうこつ)疲労骨折についてご紹介しました。 今回は、有鉤骨疲労骨折を予防するためのポイントをご紹介します。 ①過剰なトス打撃を行わない過剰なトス打撃によって繰り返させるストレ…
「バッティングで手のひらが痛い」は骨折かも?① その他の野球障害

「バッティングで手のひらが痛い」は骨折かも?①

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。今回は、野球の打撃障害のひとつである有鉤骨(ゆうこうこつ)疲労骨折についてご紹介します。 有鉤骨疲労骨折とは、打撃の際、引き手側(ボトムハンド)の手関節の中にある有鉤骨を骨折する障害です。主な原因としては、打撃練習を繰り返すことによ…
自宅で素振りをしていて腰に痛みを感じたら早めにご受診ください その他の野球障害

自宅で素振りをしていて腰に痛みを感じたら早めにご受診ください

武蔵小杉のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。 野球選手の怪我といえば肩や肘が目立ちますが、当院の馬見塚尚孝医師が「野球腰」と名付けたぐらい腰痛に悩まされる野球選手が多いのが現状です。 この野球選手の腰痛の正体は、医学的に説明すると腰椎疲労骨折や腰椎分離症が多く、腰椎椎間板ヘル…
身長クリニックはオーダーメード 成長・低身長

身長クリニックはオーダーメード

ベースボール&スポーツクリニックでは、スポーツ傷害で受診された成長期アスリートに対し、次の四つの課題を持って接するようにしております。それは、スポーツ傷害の治癒を目指すこと、パフォーマンスの長期的向上を目指すこと、身長を伸ばすこと、スポーツ医科学の知識をもって主体的にスポーツに関われるスキルを身につ…
野球肘③〜ジュニア期の投球肘障害を予防するためには〜 野球肘

野球肘③〜ジュニア期の投球肘障害を予防するためには〜

神奈川県川崎市のスポーツ整形外科「ベースボール&スポーツクリニック」です。 前回のブログでは、ジュニア期の肘の障害がおとなになってからも影響することをご紹介しました。今回は、どのように野球肘を予防するかをお伝えします。 昨年、日本高校野球連盟が「1人の投手が1週間に投球できる総数を500球以内」など…