野球医学コラム

投球時・投球後の痛みやしびれ「胸郭出口症候群」 胸郭出口症候群

投球時・投球後の痛みやしびれ「胸郭出口症候群」

武蔵小杉の「ベースボール&スポーツクリニック」です。今回は、投球障害の一つである「胸郭出口症候群」について紹介します。投球時や投球後のしびれや痛み、または、投げたボールがすっぽ抜けるといった症状で困っている野球選手が受診した結果、胸郭出口症候群と診断される方が多くいます。日常生活においても、…
日常の膝の痛みについて考えましょう! 野球医学コラム

日常の膝の痛みについて考えましょう!

ベースボール&スポーツクリニックの理学療法士、鈴木です。今回は、中高年者の日常生活によく見られる膝の痛みについて紹介します。■変形性膝関節症の現状と重要性・現在、変形性膝関節症の有病者数は約2,500万人、男女比は1:4と言われています。これは介護を要する原因の上位に位置しています。■変形性…
『健康経営』のすすめ 野球医学コラム

『健康経営』のすすめ

健康経営は、従業員の健康管理を通じて、その活力と生産性を高め、結果として企業価値の向上を図る経営手法です。アスリートが試合で最高のパフォーマンスを発揮するために、トレーニング、栄養、リカバリーなどの専門家の支援を受けるのと同様に、企業の従業員も毎日の業務の質を向上させるためにはベストコンディションで…
気温の低下による身体の変化に対応するには 野球医学コラム

気温の低下による身体の変化に対応するには

こんにちは、ベースボール&スポーツクリニックの理学療法士、森下です。季節の変わり目に伴う気温の低下は、私たちの身体に様々な変化をもたらすことがあります。寒さによって筋肉の柔軟性が低下し、血液循環が低下することがあり、これにより、痛みや不快感が発生しやすくなります。体温及び皮膚温度の低下は、血流量の減…
野球障害からの復帰は早期発見と治療が鍵 胸郭出口症候群

野球障害からの復帰は早期発見と治療が鍵

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。近年、スポーツ医学の専門家による様々な啓発活動が功を奏し、肘の痛みを感じた際には早めに病院を受診する選手が増えました。その結果、重度の肘の離断性骨軟骨炎の患者は大幅に減少しました。また、診断方法や治療技術の進歩により、肘の投球障害を抱えた野球選手が復帰…
オフシーズンの早めの受診が来シーズンへの第一歩 野球医学コラム

オフシーズンの早めの受診が来シーズンへの第一歩

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。秋も深まり、間もなく野球のオフシーズンがやってきます。オフシーズンといえども、選手の皆様にとっては次のシーズンに向けた重要な時期。特に、シーズン中に負った怪我の治療と予防が大切です。1.オフシーズンの早めの受診が来シーズンへの第一歩シーズン中の怪我は、…
超音波骨折治療法 野球医学コラム

超音波骨折治療法

みなさん、こんにちは!管理栄養士とソフトボールの二刀流の清水です!今回は、わたしもとっても興味がある骨折治療についてのお話をしますね。骨折をすると一定期間動けなくなるので、一日でも早く治したいですよね。骨折の治療のためには私の専門分野の栄養がとっても大切なんですが、クリニックで行うことができる治療と…
大谷翔平選手の脇腹痛について 野球医学コラム

大谷翔平選手の脇腹痛について

腹斜筋の肉離れについてみなさん、こんにちは!大谷翔平選手と同い年の理学療法士の青木です!今回は大谷翔平選手も困っている脇腹痛について、野球選手に最も多い腹斜筋肉離れについてお話します!腹斜筋の肉離れはピッチャーよりもバッターの方が多く、右バッターであれば左わき腹、左バッターであれば右わき腹が多いです…
馬見塚理事長が日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」にコメントしました。 講演・メディア出演情報

馬見塚理事長が日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」にコメントしました。

武蔵小杉のベースボール&スポーツクリニックです。馬見塚理事長がコメントした8月28日の日本経済新聞「大谷翔平、靱帯損傷どう乗り越えるか 二刀流継続が焦点」をご紹介します。記事では、馬見塚理事長が投球障害に関するリスク要因について説明しています。投球数、投球強度、メカニック、個体差が負傷リスクに影響す…
肘靭帯損傷の新しい治療 野球医学コラム

肘靭帯損傷の新しい治療

おはようございます!今日は肘の靭帯損傷の新しい治療についてご紹介します。野球選手のスポーツ障害で最も有名なのは肘靭帯損傷ですね。この靭帯損傷は「トミー・ジョン」と呼ばれる靭帯再建術が主に行われています。この手術の成績は近年安定しており、多くの選手が復帰するようになっています。一方、手術を受けたあとの…